INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2025.11.28 
POST :2019.12.06

【保存版】印刷工場から出るゴミ、正しく捨てていますか?産廃マエストロが教える「少量廃棄」の極意

「あれも捨てたい、これも捨てたい……でも、どうやって捨てればいいのか分からない!」 オフィスの片隅や工場のバックヤードを見て、ふとため息をついてしまうことはありませんか?

事業活動に伴って排出されるゴミ、すなわち「産業廃棄物(産廃)」。 家庭ゴミとは違い、その処理には法律で定められた厳格なルールが存在します。ルールが複雑であればあるほど、「とりあえず後回しにしよう」と置いておきたくなるのが人情というもの。

しかし、ご安心ください。そんな皆様の力になるために私はここにいます。 産廃のお困りごとや疑問解決のお供をさせていただきます、ワタシが**「産廃マエストロ」**です!

特に今回は、インキや溶剤など特殊な廃棄物が出やすい**「印刷会社様」**にスポットを当てて、廃棄物の種類からリスク管理、そして賢い処理方法までを徹底解説いたします。


印刷会社とは?実は「化学工場」に近い一面も

改めて「印刷会社」と聞くと、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか? 書籍や雑誌、企業のパンフレット、社内報、名刺。あるいは、スーパーのチラシ、DM、ポスター、カレンダー。さらには商品のパッケージや取り扱い説明書など。

私たちの生活は、印刷物で溢れています。これらを美しく、正確に、大量に製造するのが印刷会社の使命です。

しかし、その美しい印刷物を生み出す過程(プリプレス、プレス、ポストプレス)では、紙だけでなく、大量の「化学薬品」「油分」「金属」「プラスチック」が使用されています。 つまり、廃棄物の観点から見ると、印刷工場は単なる加工場ではなく、化学工場に近いほど多種多様で、処理難易度の高い廃棄物が排出される現場なのです。

「少量だから」「液体の捨て方がわからないから」といって、廃液やインキ缶を工場内に溜め込んでしまってはいませんか? その「溜め込み」が、後々大きなリスクになることもあるのです。


徹底解剖!印刷会社から出る産業廃棄物リスト

印刷会社から排出されるゴミは、見た目はただの汚れ物でも、法律上(廃棄物処理法)では非常に細かく分類されます。これを間違えると不法投棄とみなされるリスクもあります。 ここでは、代表的な廃棄物を法的な分類とともに詳しく見ていきましょう。

1. 印刷機械の洗浄廃液・廃溶剤

【法的分類:引火性廃油(特別管理産業廃棄物)】 印刷機を洗浄する際に使う洗浄剤や、インキを含んだ溶剤です。これらは揮発性が高く、引火点が低いものが多いため、通常の「廃油」ではなく、より管理が厳しい「特別管理産業廃棄物」に指定されるケースがほとんどです。

  • 注意点: 揮発性有機化合物(VOC)を含むため、保管時には密閉が必須。消防法上の危険物にも該当するため、指定数量以上の保管には厳しい制限がかかります。

2. 廃インキ(残インキ)

【法的分類:廃油(場合により廃プラスチック類・金属くずとの混合)】 使い切れずに余ったインキや、古くなったインキ。インキの主成分は油分と樹脂、顔料であるため、基本的には「廃油」として処理されます。

  • 注意点: 缶に入ったまま捨てる場合、「中身は廃油」「容器は金属くず」という複合的な廃棄物になります。これらを分けるか、そのまま受け入れ可能な処理場を探す必要があります。

3. 現像廃液・定着廃液(製版工程)

【法的分類:廃酸、廃アルカリ】 CTP化が進んだ現在でも、従来の製版工程を持つ工場では現像液や定着液が排出されます。これらは強い酸性、あるいはアルカリ性を示すため、それぞれ「廃酸」「廃アルカリ」として中和処理などの特別な工程が必要です。

  • 注意点: これらを混ぜると有毒ガスが発生したり、発熱したりする危険性があります。絶対に混ぜずに別々の容器で保管する必要があります。

4. インキが付着した紙・ウエス(ボロ布)

【法的分類:廃油、紙くず、繊維くず(または特別管理産業廃棄物)】 ここが一番の落とし穴です。「紙」や「布」だからといって、事業系一般廃棄物(可燃ゴミ)として出していませんか? インキ(油分)が大量に染み込んだウエスや紙は、「油を含んだゴミ」とみなされ、産業廃棄物の「廃油」や、汚泥として扱われることがあります。さらに、使用した溶剤の種類によっては、布自体が「引火性廃油(特管物)」と同等の扱いを受けるケースもあります。

5. パレット・木製梱包材

【法的分類:木くず】 用紙の搬入に使われる木製パレット。これらは「木くず」に分類されますが、昨今はリサイクル(チップ化して燃料やボード原料にする)が主流です。

6. PPバンド・シュリンクフィルム

【法的分類:廃プラスチック類】 梱包に使われるバンドやフィルム。これらは純度の高いプラスチックであれば、サーマルリサイクル(燃料化)やマテリアルリサイクルが可能です。分別すれば資源になりますが、混ぜればただのゴミです。

7. 老朽化した印刷機械・周辺機器

【法的分類:金属くず、廃プラスチック類、廃油等の混合廃棄物】 入れ替えで不要になった機械。これらは鉄の塊に見えますが、内部にはオイルが残っていたり、プラスチック部品があったりします。「重量物搬出」のノウハウを持つ業者でないと、搬出自体が困難です。


なぜ印刷工場には「処理困難物」が溜まってしまうのか?

多くの印刷会社様とお話しする中で、共通する悩みがあります。 それは、「捨てたいけれど、量が少なすぎて業者が来てくれない」というジレンマです。

「一斗缶1つ」の壁

大規模な回収業者は、4トントラックやパッカー車で効率よく回ることを好みます。「廃液が一斗缶1つ」「インキ缶が3つだけ」という依頼は、運搬コストが合わないため断られるか、非常に高額なスポット料金を請求されることが多いのです。

「分別の複雑さ」の壁

先述した通り、印刷ゴミは「廃油」「廃酸」「廃アルカリ」「特管物」が入り乱れます。これらを正しく分類し、それぞれの許可を持つ処分場と契約を結ぶのは、総務担当者様にとって非常に骨の折れる作業です。 その結果、「とりあえずドラム缶がいっぱいになるまで置いておこう」となり、気づけば工場の奥が「開かずの間」になってしまうのです。


知っておくべき「保管」のリスクとコンプライアンス

しかし、廃棄物を長期間保管することには大きなリスクが伴います。

  1. 消防法・火災のリスク 廃インキや洗浄液は可燃性です。これらを大量に保管することは、火災リスクを高めます。消防署の査察で是正勧告を受ける一番の原因がこれです。

  2. 漏洩・悪臭のリスク 容器が劣化して中身が漏れ出せば、工場の床を汚染し、悪臭の原因になります。

  3. 廃棄物処理法違反のリスク 法律には「保管基準」があります。周囲に囲いを設ける、掲示板を設置するなどの措置を講じずに長期間放置すると、行政処分の対象になりかねません。

昨今、SDGs(持続可能な開発目標)や環境経営の観点から、取引先(発注元企業)が印刷会社の環境対応をチェックするケースも増えています。「ゴミの管理がずさんな会社には発注できない」と判断されるリスクさえある時代なのです。


産廃マエストロからの提案:少量回収という解決策

ここまで読んで、「頭が痛い……」と思われた皆様。 諦めるのはまだ早いです。まさにそんな「少量・多品目・処理困難」な状況こそ、私たちジェイ・ポートの出番なのです。

ジェイ・ポートが選ばれる3つの理由

1. 「一斗缶1つ」から回収に伺います!

私たちは、小口回収を専門とするルート便を持っています。「たったこれだけで呼んでいいの?」と遠慮する必要はありません。廃液1缶、蛍光灯1本、インキ缶1ケースから喜んで回収に伺います。工場内に溜め込む必要はもうありません。

2. 「特管物」も「重量物」も丸ごとお任せ

ジェイ・ポートは、通常の産業廃棄物はもちろん、取り扱いの難しい「特別管理産業廃棄物(引火性廃油など)」の収集運搬許可も有しています。また、重たい印刷機の搬出・解体撤去も得意としています。 「液体」から「鉄の塊」まで、窓口を一本化できるため、担当者様の負担を劇的に減らすことができます。

3. コンプライアンスも万全(マニフェスト・契約書)

「少量だから適当でいい」は通用しません。たとえ少量でも、必ず「産業廃棄物処理委託契約書」を締結し、「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」を発行します。電子マニフェスト(JWNET)にも完全対応。 適正処理の証拠をしっかり残すことで、皆様の会社のコンプライアンスを守ります。


まとめ:キレイな工場から、最高の印刷物を。

今回は、印刷会社様から排出される産業廃棄物の種類と、その処理の難しさについてご紹介しました。

印刷機械の裏に隠れている古い一斗缶、倉庫の隅でホコリを被っている廃インキ。 それらをスッキリ片付けることは、単にスペースを空けるだけでなく、火災リスクを減らし、働く従業員の安全を守り、そして対外的な企業価値を高めることに直結します。

「捨てるルールがわからない」 「量が少なくてどこに頼めばいいかわからない」

そんな時は、産廃マエストロがいるジェイ・ポートを思い出してください。

ジェイ・ポートでは、少量・小口を専門とし、一斗缶・1kg缶、1つより取り扱いを行っております。 「まずは金額だけ知りたい」という場合でも大丈夫です。お見積もりは全て無料ですので、写真をお送りいただくだけでも概算をお伝えできます。

溜め込んでしまったその悩み、私たちと一緒に「リセット」しませんか?


【無料お見積もり・ご相談はこちら】 「コラムを見た」とお伝えいただければスムーズです。お気軽にお問い合わせください!

株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
▼詳しくはこちらまで▼

蛍光灯や電池などの処理困難物も1つから承ってます。
▼詳しくはこちらまで▼

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

J通信「産廃知恵袋」の最新情報をお届けします!

この記事を書いたスタッフ

断捨離マスター

断捨離マスター

不要な廃棄物の断捨離をサポートいたします!

記事一覧を見る