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シバとは何か?|解体現場で生まれる木くず
建物の解体工事では、コンクリートがらや金属くず、ガラスなど、さまざまな廃棄物が発生します。
その中でも特に量が多く、現場管理の重要なポイントになるのが「シバ」です。
シバとは、柱・梁・床材・内装材など、建物に使われていた木材が解体によって壊され、細かく割れたり砕けたりした“木くず”のことを指します。
見た目はただの木片や破片ですが、立派な産業廃棄物の一種であり、適切な区分と処理が求められます。
シバが抱える特徴|軽いのにかさばる厄介さ
解体現場で発生するシバは、軽いわりにかさばるのが特徴です。
現場ではトラックいっぱいにシバが山積みになることも多く、搬出効率が悪くなるため、こまめな運搬計画が必要になります。
また、木材は釘や金属金具が付いたまま廃棄されることもあり、処理前にこれらの異物を取り除く作業が欠かせません。
釘などが混ざった状態のまま破砕機に投入すると、機械トラブルの原因になるため、現場と処理施設双方で細かな確認が行われています。
シバの処理方法|チップ化か焼却か
シバの処理方法は大きく分けて「破砕してチップ化する方法」と「焼却処理」の2つです。
破砕された木材チップは、製紙工場の燃料やボードの原料、またはバイオマス燃料として利用されることもあり、近年は循環資源としての価値が高まっています。
一方、異物が多かったり、木材の状態が悪い場合は焼却処理が選ばれることもあります。
どの処理方法を選ぶかは、木材の状態、含水率、量、受け入れ施設の設備状況などによって異なります。
分別とマニフェスト管理が必須|現場が抱える課題
産業廃棄物としてのシバを正しく扱うには、マニフェストの適正管理が欠かせません。
解体工事は元請・下請が複数関わることが多いため、「誰が排出者になるのか」「どの許可業者へ委託するのか」の整理が曖昧になるケースがあります。
木くずと他の解体ごみが混ざってしまうと、産廃区分が変わり余計なコストが発生することもあるため、現場での分別徹底がとても重要です。
最近では環境配慮を意識した建設現場が増え、木材を極力分けて保管し、リサイクル率を高める取り組みも進んでいます。
循環型社会に向けて|シバは“ごみ”から“資源”へ
シバの処理は単なる“ごみを運ぶ作業”ではなく、建設業界全体の環境負荷を左右する大切な工程です。
適切に分別し、確実に処理されれば、木材は「廃棄物」から「再生資源」へと姿を変えます。
解体工事は古い建物を壊すだけでなく、新しい街づくりの第一歩でもあります。
だからこそ、シバを正しく管理し、無駄なく活用することが、これからの解体業界に求められる責任と言えるでしょう。
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