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社長日記

2011.11.17

2代目の仕事

弊社の若手社員曰く
「人気ブログ度は一ネタ100PVですね」とのこと

まだまだ自分のブログはと思いながら・・・

本日
二代目女社長とお話する機会があり
あまりにも僕が困っていた時と同じような
境遇で話が合いました

そして
そもそも何故このブログを書き始めたのかを思い出しました

その頃は自分自身
父の事で悩み苦しみ、
そしてこのブログを書くことで発散していました

「二代目社長幸せロード」と名付け

自分が幸せになっていくことをオープンにして
二代目社長の勇気づけのためだった目的でしたが

すっかり忘れていました

そして本日改めて
確認できたのは

二代目社長はまず優しい、まじめ
親孝行という人が多いと思います

また会社を変えたいという気持ち
雇用を守るという気持ちも強くもっています

しかし
偉大な父、母で育った分
しがらみも多く不自由になり
親孝行したい優しい部分もあり
わがままに思ったようにいかず・・・

親からもっとこうしなダメと否定され
被害者になる

僕の場合の
10年前の状況は

僕は若いうちは遊べたので
会社に入ることは罰ゲームと思って
何でも耐えれました

父自身、高齢になってきてびょうきもあり
あせっている

僕たちは競馬でいうと
まだ第一コーナーから第二コーナーに
入ったところ

ただ親はもう最終コーナーで
鞭をどんどん入れる

無茶な投資もしたいと

「父のやりたいことを応援する
それが親孝行」
僕は保証人になるだけ

社員にも対してはもっと強い態度で
いうことを聞かせる

プロセスで文句言い、結果でも文句言う

一体どっちやねんと
思いながら

社員たちは挫け、会社の悪口で盛り上がる
社長一族ばかり儲けやがって・・・
という人もいれば
新人社員をいびる人もいる

父は「お客さん第一や」
と言いながら

社員がお客さんに向かって仕事をしていると
父が
「そんなんほっといてこっちのことやってくれ」
と自分の用事をいう

それを聞かず
お客さんのとこへ行くものなら
烈火のごとく怒りだす
「何でいうこときかへんねん」

でも
「社長のいうことは絶対」

当然
社員はやる気、考える気がなくなる・・・

僕にもよく
「社長やらしてまんねん」
とお客さんに

僕は
「やらされてまんねん」

と抵抗するのが関の山・・・

「息子のためにここまでやっといたらなあかん」と
言いながら
他人からも「こんなにお父さんにやってもらっていいね~」と言われながら

多大な借入金で設備投資

こちらは一度もやってくれとお願いしたこともなければ
何がしたい?と聞かれたこともない

理不尽・・・

本当に勇気くじきの天才だと
思いました

それでも父は
人徳があり
人気がある

それが創業者の
魅力なんでしょうか

と、思うとまた
勇気くじかれました・・・

でも会社は
創業するか
継承するか

2つに1つです

継がないのも選択です

そして継ぐのも選択です

これが一番大切で

まずは自分が決めることから
始まると思いました

そしてそのためには
自分がまず勇気をもつことだった

それが
初の2代目の仕事だと思います

勇気を持つには「いい仲間」が必要

おかげ様で僕は10年たった
現在、自由に幸せになる事ができました

そしてそれまでの
奮闘記がこのブログ300回にあります
(2年くらいですが・・・)

これが僕の宝物かもしれません

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この記事を書いたスタッフ

樋下 茂

樋下 茂 代表取締役

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