皆さんこんにちは・こんばんは・おはようございます。
株式会社ジェイ・ポート 管理部の休場(ヤスンバ)です。
いつもはお客様のご紹介をしておりましたがたまには変化球も必要だと思い、今月の致知の感想を載せさせて頂きます。
「致知」2025年4月号の特集「人間における運の研究」を拝読し、目に見えないながらも私たちの人生に深く関わる「運」というテーマについて、改めて深く考えさせられました。様々な分野でご活躍されている方々の経験や考察を通して、「運」は決して偶然や宿命的なものではなく、自身の心構えや行動によって引き寄せたり、あるいは遠ざけたりする力を持つものなのだと強く感じました。
特に印象的だったのは、巻頭鼎談における鈴木氏、數土氏、横田氏のお話です。三者三様の視点から「運」について語られていましたが、共通して感じられたのは、日々の小さな努力や誠実な姿勢、そして周囲への感謝の気持ちが、良い運の流れを生み出す土壌となるということでした。打算的な行動ではなく、真摯に物事に向き合うことの大切さを改めて認識しました。
また、岡田武史氏と小久保裕紀氏の対談からは、厳しい勝負の世界においても「運」は重要な要素でありながら、それをただ待つのではなく、勝利のために徹底的に準備し、チームとしての一体感を高めることで、自ずと運を引き寄せることができるという示唆を得ました。成功の裏には、目に見えない努力と信念があるのだと痛感しました。
先崎学九段のインタビューも非常に興味深かったです。「運は勉強する者に味方する」という言葉は、一見すると努力の重要性を説いているようですが、その背景には、真剣に物事に取り組むことで、予期せぬチャンスに気づく感性や、それを活かすための準備が整うという意味合いが含まれていると感じました。
この特集を読み終えて、私も日々の生活の中で、より意識的にこれらのことを実践していきたいと強く思いました。運をただ願うのではなく、自らの行動を通して良い流れを作り出し、人生をより豊かにしていけるよう努めていきたいと思います。「人間における運の研究」は、単なる読み物としてだけでなく、自身の生き方を見つめ直し、より良い方向へ進むための貴重な指針となる一冊でした。