INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2022.06.10 
POST :2022.05.07

機密文書・書類の処理ってどうするの?

日々の業務の中で発生する、企業に関する極めて重要な文書である

機密文書・書類の取り扱いに気を配っている方は多いと思います。

その機密文書・書類の廃棄については、企業外に持ち出して行うこ

とも多いため保管・管理を行う以上の危険が伴います。情報の漏え

いが発生しないよう、安全な廃棄を実施しなくてはなりません。

では、どのように安全な廃棄を実現するのか、企業が行うべき機密

文書・書類の処理方法について解説します。

 

目次

■機密文書とは

■機密文書・書類の処理方法

■シュレッダー処理のメリット・デメリット

■溶解処理のメリット・デメリット

■まとめ

 

 

■機密文書とは

機密文書とは、関係者以外に漏えいし、不利益が生じる情報を含む

文書と定義されます。一般的に、情報が漏えいした場合の影響レベ

ルに応じて次の3つに分類されています。

 ①極秘

 企業の中でも関係するごく一部に共有される文書で、秘密保全

 必要性が高く、漏洩した場合に企業の安全や利益に損害を与える

 恐れのある文書。

 ②秘

 社内でも限られた人だけに共有される文書。極秘につぐ程度の秘

 密。

 ③社外秘

 社外に公開することで不利益を被る可能性のある文書。

 

■機密文書・書類の処理方法

機密文書・書類の処分方法は、大きく分けると、以下の2つになりま

す。

 ①シュレッダー(破砕)処理

 オフィス用の小型の物を使い自社内で処理する方法と、業者に依

 頼し大型シュレッダーで処分してもらう方法があります。

 ②溶解処理

 業者に依頼し、製紙会社の溶解処理施設で処理してもらいます。

 溶解処理後は、紙製品に再生されます。

 

■シュレッダー処理のメリット・デメリット

 〇メリット

 社内のシュレッダーであれば、自分たちで処分できるので手軽で、

 セキュリティ上のリスクも低く抑えられ安心です。少量の機密文書・

 書類の処分に向いている方法といえるでしょう。

 〇デメリット

 社内のシュレッダーを使う場合には、クリップやホチキスなどを

 外す手間もあり、全てを自分たちの手で処理しなければならない

 ので、時間がかかることです。

 また、目の粗い裁断は復元可能になり情報漏えいリスクが高まり

 ます。業者に依頼する場合は、回収時や運搬・輸送時に、機密文

 書・書類の情報が漏えいしてしまう不安もあります。

 

■溶解処理のメリット・デメリット

 〇メリット

 処理後の紙がリサイクルされることです。

 リサイクル活動に取り組むことは、企業としてのアピールポイン

 トにもなります。

 また多くは、基本的にそのまま廃棄できるので、手間が少なくす

 みます。

 〇デメリット

 業者により信頼性や安全性に大きく差があると言われます。

 回収時や運搬・輸送時に、機密文書・書類の情報が漏えいしてし

 まう不安があります。業者選びが重要です。

 

■まとめ

機密文書・書類の処理方法とそれぞれのメリット・デメリットをご

紹介しましたが、セキュリティ、リサイクル、作業コストのバラン

スを考え、処理することが重要になります。

機密文書・書類を業者に依頼する場合、業者は慎重に安心・安全な

処理業者を選び、社会的な信用低下などのリスクを減らしましょう。

 

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機密文書・書類処理について

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この記事を書いたスタッフ

薗部 祐子

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