INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2017.02.28 
POST :2017.02.22

水銀の不適切投棄がもたらした公害病「水俣病」と水銀規制の今後について

ワタシの名前は産廃せぇるすまん・・・

「その産廃、お埋めします」

 

・・・勝手に埋めたらダメです!

 

産業廃棄物が適切に処理されなかったために、深刻な健康被害をもたらすケースがあることを御存じでしょうか?

 

例えば1950年代、熊本県水俣市で発生した水俣病はチッソという会社が海に垂れ流したメチル水銀が魚などを通じて人体に取り込まれることによって引き起こされました。

 

では水銀とは何でしょうか?

「常温で液状である唯一の金属である。主要鉱物は辰砂(しんしゃ)で、これを焼いて製する。各種の金属と混和し、アマルガムと呼ばれる合金を形成する。湿った空気中で酸化物になりやすく自然界にも存在し、魚介類にも影響を及ぼすことがある。身近な物で、温度計・体温計・気圧計・水銀灯・鳥居の塗料・赤チンなどの化学薬品にも使用されている。」












お分かりいただけたでしょうか?

意外と身近なところに毒性の強い水銀が使用された物が沢山ありますよね。

水銀を含むごみが焼却炉に混入したために、焼却炉が停止するなどの事態を引き起こしたケースも報告されています。焼却炉が停止すると最悪、ごみの収集がストップしてしまうかも・・・

2013年に採択された「水銀に関する水俣条約」に基づき、今後は水銀の取り扱いが厳格化されていく流れになると予想されますので、適切な処理を心がけていきたいものです。

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この記事を書いたスタッフ

森田 一誠

森田 一誠 笑う産廃セールスマン

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