INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2026.01.30 
POST :2026.01.30

【保存版】石綿含有産廃・廃石綿のレベル別処理ガイド|法改正後の注意点を徹底解説


建設・解体業界において、アスベスト(石綿)の取り扱いは「知らなかった」では済まされない時代となりました。2022年から段階的に施行されている改正大気汚染防止法により、事前調査の結果報告が義務化され、排出事業者の責任はより一層重くなっています。

大阪・兵庫エリアで産業廃棄物収集運搬を担う株式会社ジェイ・ポートが、現場担当者が押さえておくべきレベル別の処理方法と、コスト・リスクを抑えるためのポイントを詳しく解説します。

1. アスベストの分類と「廃棄物区分」の正解
アスベストは飛散のしやすさによってレベル1〜3に分けられますが、実務上最も重要なのは**「特別管理産業廃棄物」か「(石綿含有)産業廃棄物」か**の判定です。

レベル1・2(廃石綿等):特別管理産業廃棄物
これらは飛散性が高く、最も厳重な管理が求められます。

レベル1(著しく高い): 吹付け石綿、石綿含有吹付けロックウール。

レベル2(高い): 石綿保温材、耐火被覆材、断熱材。

処理のポイント: 除去後、二重梱包(厚さ0.15mm以上のポリエチレン袋等)を行い、袋に「廃石綿等」である旨を表示しなければなりません。

レベル3(石綿含有産業廃棄物):普通産業廃棄物
飛散性は比較的低いものの、不適切な取り扱いで「飛散」させるリスクがあります。

主な品目: スレート波板、サイディング、ビニル床タイル、コロニアル(屋根材)。

処理のポイント: 2021年の法改正以降、**「破砕の禁止」**がより厳格化されました。重機で強引に剥がして粉々にするのではなく、手作業等で「原形を保ったまま」回収することが求められます。

2. 大阪・兵庫における収集運搬の具体的ルール
大阪府や兵庫県(および各政令市)での運用において、排出事業者が特に注意すべきは「マニフェストの運用」と「運搬業者の許可品目」です。

許可品目の確認
単に「産業廃棄物収集運搬」の許可を持っているだけでは不十分です。

レベル3を運ぶなら:許可品目に**「(石綿含有産業廃棄物を合む)」**の表記があること。

レベル1・2を運ぶなら:**「特別管理産業廃棄物収集運搬業」**の許可があること。

株式会社ジェイ・ポートでは、大阪・兵庫の両エリアにおいて、これら全ての区分に対応できる体制を整えています。

運搬時の「混載」に関する注意
よくある現場のトラブルが、他の「がれき類」や「廃プラスチック類」とレベル3建材を混ぜてしまうケースです。

重要: 石綿含有廃棄物は、他の廃棄物と混ざらないよう、荷台の中で区分け(仕切りや梱包)して運搬することが義務付けられています。混載してしまうと、処分場での受け入れを拒否されるだけでなく、全量が「石綿含有」として高い処分費用を請求されるリスクがあります。

3. 【2023年10月〜】事前調査と報告義務の完全義務化
ここが今、現場が最もピリついているポイントです。 解体・改修工事を行う際、以下の条件に該当する場合は**「石綿事前調査結果」の電子報告(G-BizID利用)**が必須となりました。

解体工事:延べ床面積80㎡以上

改修工事:請負金額100万円以上(税込)

この調査は、**「建築物石綿含有建材調査者」**などの有資格者が行う必要があります。ジェイ・ポートでは、運搬だけでなく、こうした法規制に基づいた「現場での出し方」のアドバイスも行っております。

4. 処理コストを最適化するための「荷姿」のコツ
アスベストの処分費用は、一般の産廃に比べて高額です。コストを抑えつつ、安全に排出するためのポイントをまとめました。

フレコンバッグの活用(レベル3): スレートなどは、パレット積みにしてラップで巻くか、石綿専用のロングフレコン等に隙間なく入れることで、容積を抑えつつ飛散を防げます。

レベル1・2の「固型化」: 廃石綿等は薬液等で固型化することで、より安定した状態で運搬・処分が可能になります。

石綿以外の混入を防ぐ: 現場での「分別の徹底」が、最終的な処分代金を下げる最大の近道です。

5. まとめ:信頼できるパートナー選びが現場を守る
アスベスト処理におけるリスクは、単なる「作業ミス」では済まされません。万が一の飛散や不法投棄、不適切なマニフェスト運用は、元請け企業や排出事業者の指名停止や罰則に直結します。

株式会社ジェイ・ポートは、大阪・兵庫エリアの解体・改修現場を熟知しています。

特別管理産業廃棄物の運搬許可。

電子マニフェストへの完全対応。

複雑な法規制に基づいた適正なアドバイス。

株式会社ジェイ・ポートへのお問い合わせ
「この現場の建材はアスベストに該当する?」「配車を急いでほしい」「兵庫県の現場まで来てくれる?」 現場の「困った」に、私たちは迅速かつ誠実にお応えします。アスベストの運搬・処分に関するご相談は、ぜひ弊社までお寄せください。

株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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石綿が排出される現場

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この記事を書いたスタッフ

森田 一誠

森田 一誠 笑う産廃セールスマン

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