皆さん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。
株式会社ジェイ・ポート管理部の休場(ヤスンバ)です。
今回は致知の6月度の感想文を紹介いたします。
『致知』2025年6月号の特集「読書立国」は、単に知識を得る手段としてだけでなく、思考を深め、人間性を豊かにする読書の根源的な力を改めて強く認識させられました。
特に、為末大さんのインタビューでは、アスリートという枠を超え、読書を通じて未知の世界を拓き、新たな視点や価値観を獲得していく探求心に感銘を受けました。彼の言葉からは、知的好奇心を持ち続けることの重要性と、読書が人生を豊かにする可能性が伝わってきました。
また、安藤忠雄さんと山中伸弥さんの対談は、読書が個人の成長に留まらず、国の未来を切り拓く力を持つという壮大な視点を与えてくれました。山中先生の提唱された「読書の恩送り」という考え方は、先人から受け継いだ知識や感動を次世代へと繋いでいくという、読書の持つ文化的な意義深さを改めて教えてくれるものでした。カーネギーの図書館設立のエピソードと重ね合わせることで、そのメッセージはより一層深く心に響きました。
加えて、様々な分野で活躍される方々の読書体験談からは、読書がそれぞれの人生や仕事に与えた具体的な影響を知ることができ、大変興味深かったです。
この特集全体を通して、読書は過去から現在、そして未来へと繋がる知恵の架け橋であり、個人と社会双方にとってかけがえのない財産であるというメッセージが強く伝わってきました。私も改めて、日々の生活の中で意識的に読書の時間を作り、その恩恵を享受していきたいと感じました。