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マメ知識

UPDATE :2023.10.24 
POST :2023.04.15

今話題!ボトルtoボトルとは?

皆さんは「ボトルtoボトル」という言葉を聞いたことはありますか?あまり聞きなれない言葉かもしれません。
ペットボトルは気軽に購入できますし、1日1本以上消費しているという方も多いのではないでしょうか。そんなペットボトル、皆さんは飲み終わったらどのように廃棄されていますか?
ペットボトルはリサイクルされ、様々なものに活用できるとっても便利な資源でもあります。今回ご紹介する「ボトルtoボトル」もペットボトルリサイクルの一種になります。
近年、SDGsの観点からも注目されている「ボトルtoボトル」とは一体どんなものなのでしょうか?詳しくご紹介いたします!

 

 

そもそもペットボトルとは?

 

そもそもペットボトルとは何なのかご存じですか?
ペットボトルは正式には「PETボトル」となり、主成分となるポリエチレンテレフタラートの頭文字からついた名称です。
このPETはプラスチック(合成樹脂)の一種です。

PET樹脂の特徴としては、
・石油依存度が他のプラスチックに比べて低いこと。
・密度が水よりも重く、水に沈むこと。
・発熱量が低く紙と同基準であり、素材としてのリサイクルに向いていること。
があげられます。

この特徴の利点から、食品用のボトルとして使われるようになったのがペットボトルです。

 

 

ボトルtoボトルって何?

 

ボトルtoボトルとは、食品用のペットボトルを原料として再び新たなペットボトルへとリサイクルする方法です。日本において実用化されているボトルtoボトルは「ケミカルリサイクル」と「メカニカルリサイクル」の2種類があります。

・ケミカルリサイクル
回収された使用済みのペットボトルを選別し、粉砕、洗浄して異物を取り除いた後に、解重合を行うことでPET樹脂の原料または中間原料まで分解、精製し直して新たなPET樹脂にするもの。

・メカニカルリサイクル
回収された使用済みペットボトルを選別し、粉砕、洗浄して表面の汚れや異物を取り除いた後に、高温化で樹脂内部に溜まっている汚染物質を拡散させて除染を行うもの。

PET樹脂を高温で溶かして形成するので、従来のペットボトル製造方法と変わらない方法でリサイクルしています。

 

 

リサイクルを循環させよう!


資源は無限ではありません。扱いやすくリサイクルしやすいペットボトルでも、きちんと意識して分別して廃棄しないと、こういったボトルtoボトルのリサイクルをすることができず、資源を無駄にしてしまうことになります。
おひとりおひとりの意識と正しい廃棄方法を行うことで、少しでも長く私たちの生活に大切な資源を残すことができます。
ボトルtoボトルはそういった観点からも、私たちの生活にかなり身近な存在であることがわかります。
ペットボトルは分別して廃棄し、新たなペットボトルとして大切に使って行きましょう。

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この記事を書いたスタッフ

断捨離マスター

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